さらば北海道

日付:1995/ 8/31 天候:晴後雨



9:00のフェリーには間に合わない。次の便は昼からか。のんびりしょう。
函館で買い出し。ランタン用のガスボンベとマグライト用電球と東北の地図。スポーツ店も本屋も見かけない。
ダイエー見っけ。ここならなんでもあるはず。ボンベ見っけ。でも、他のものはないな。次に函館駅の本屋で地図を見つける。ついでに”ウィリアム・ギブソン”の文庫本をまとめて3冊仕入れる。電球は結局見つからなかった。このライト、かっこはいいけど、いざとなると役に立たんな。
フェリー乗り場へ。レストランで昼飯。暑いな〜。
窓から駐車場を眺めてると。どっかで見た奴が・・・。礼文のスクーター野郎や。北海道も狭いの〜。
で、再会となる。その場に居たライダー4人で体験談などしながら談笑。みんな思い出をたくさん持って帰るんや。
フェリーは呆気なく、函館から大間に着いた。


あとがき
この土地を訪れたライダーが口々に言い残す言葉
「またここへ帰ってくるぞ!」
俺が次にここに来るのはいつだろう。5年後?、10年後?
先のことは解らない。でも、ライダーである限り、この土地は決して俺を見捨てない。何故なら、ここにはライダーの魂があるから。自由を求める浮浪者の魂が・・・。
これで、「北海道放浪記 ‘95夏」は終わりです。放浪中、携帯したザウルスに書き留めた記録を元に編集をしながら、あのときの記憶が蘇り、一人ニタニタしてたりします。
そのほとんどが自己満足の「思い出日記」に終わってしまい、これから北海道を目指そうとするみなさんの参考になる資料がそろえられなかったことを御詫びします。
それではみなさん、よい旅を!

眠い・・・

日付:1995/ 8/30 天候:快晴




夜明け。まだ寒い。


バイクを公園の中に移動して写真撮影。
朝飯はススキノの吉野家へ。朝と夜とじゃ大違いやね、この街は。



札幌を出る前に藻岩山に登る。
高い所から見るとやたら広い街やな・・・。


眠い。ウトウトしながら走る。やばいな。
中山峠で休憩。仮眠をとるが、まだ足りない。
まだウトウトしてる。喜茂別の道端でとうきびを売ってる。思い出したように30本を神戸の元職場に送る。
サ店で昼飯。誰もいない。しばらく待ってたらおばちゃんが帰ってきた。のんびりした所やね。
まだ眠〜い。長万部で休憩。マンガ本を仕入れようとしたが入ってない。大雨でJRが止まったらしい。
海岸へ出る。いい波、風。昼寝や。
1時間寝たらスッキリした。懐かしの我が家、大沼キャンプ場に戻ろう。
相変らず人多い。国民宿舎で風呂。
今日の晩飯はリッチに焼肉や。あれ、火消えた。またまた燃料切れ。バイクの所まで行って、醤油チュルチュルでガソリンを移す。便利だね〜。
今夜は最後の夜。ゆっくり寝るぞ。

予定変更

日付:1995/ 8/29 天候:晴



行先に迷う。函館か札幌か・・・。まだ帰りたくない。都会に行ってもしゃーないやんか。で、結局、行ってから後悔すればエエかってことで札幌。

これまで通ってきた道を逆登って行く。蘭越で休憩。
あれっ、道間違った。余市に着いたぞ?定山渓へ行くんや。ひき返す。
中山峠で噂のあげいもを食う。なるほど美味。
札幌着。デカい街や。とりあえず大通公園へ。これまた広い。駅にはライダ一がいっぱい。みんなどこ行くねん。
ススキノ。凄いネオン。ブレードランナーみたい。
ラーメン横丁を探す。わからん。新ラーメン横丁でエエか。美味いぞ〜!
ウロウロするが何ともならん。ガイドブックを持たない観光客みたい。
大通り公園に戻って野宿。軟派合戦が操り広げられる。壮絶。

財布は忘れずに!

日付:1995/ 8/28 天候:雨後晴時々雨



昨晩からの雨と風で何度も起こされるが、どうなってもいいやで寝てしまった。
顔を洗いに出ると、テントの側に大きな木の枝が落ちてる。昨夜の物音はこれか。
何とか晴れてきたようだ。昼過ぎまでボーっとしてる。
思い出して洗濯に行く。別のルートで函館へ。やっとコインランドリーを見つけた!っと思ったらサイフを忘れて愉快なサザエさん。がっくりしてキャンプ場に戻る。
今度は財布を持って函館へ。とりあえず風呂。
コインランドリーのそばのサ店で晩飯。
キャンプ場に戻ると、ライダーが増えてる。みんなこんな生活してちゃ駄目だよ!まじめにやろうよ。

休憩日

日付:1995/ 8/27 天候:曇後雨



だるい。今日は休みや。昼までテントの中でコーヒー&読書。
飽きてきた。その辺を走り回る。
テントに戻って昼寝。
タ方、風呂&洗濯&フェリー確認のため函館へ。
函館の市営温泉はめちゃ広い。洗濯はダメ。
朝市で晩飯(?)ってのが間違いかな。最低にまずい&高い。
合羽着てキャンプ場に帰る。えらい降ってきた。風もある。やばいな。

五稜郭

日付:1995/ 8/26 天候:曇時々晴



テントをそのままに日帰りツーリングに出る。
鹿部まで戻って八雲へ。峠を越えて熊石へ。江差から再び函館、五稜郭。
無駄と知りつつ資料を見物。
外環状でバイク屋を発見。久しぶりのオイル交換。革靴はいたバイク屋も珍しい。店頭に飾られたマッハが目印です。

タ焼けを見に、港へ。
函館版浜風。気持ちよいぞ〜!
駅でレゲエおやじと話す。レゲエの雑誌を自分で作って全国のレゲエ専門のライブハウスを回ってるんだって。色んな人がいるもんだ。夜行で帯広まで行くって言ってたな。
12時も回ったころ大沼に帰ることにする。五稜郭あたりがさわがしい。なるほど、地元民はここで遊ぶらしい。どおりで駅の周りは静かなわけだ。
帰途、コンビニでバイクのカップルが手を振るので止まって話し込む。いいね、若い人達は。
テント暮らしにも、たまには夜遊びが必要ですね。

大きな沼、大沼

日付:1995/ 8/25 天候:曇時々雨




まだ朝早いのに外がさわがしい。さすが朝市、早朝から客がぼちぼちと現れた。
朝飯はいくら丼。朝からこんな幸せ、いいのだろうか・・・。
雨が降ったり止んだり。諦めて出かける。
日が射してるのに雨が降る。蒸し暑い。こんなん北海道やないで。


函館の街を流す。
旧公会堂、観光バスがひっきりなしにやってくる。
函館山に登ろうとするが登り口で2輪通行止めの標識。気分悪いぞ。


恵山で水無海浜温泉に入る。
海を目の前にして風呂に入れるとはね。
でもこれ、海水浴やんか。体べとべと。
普通の風呂に入りたい。
恵山国道を北上。鹿部で間欠泉を見つける。風のある日は蓋をして上がらないようにしてる。残念。
大沼着。沼やな〜。水きたない。
しかし広い。大沼・小沼を周る。団子を頬張りながら公園を見物。やたらボートが騒がしい。
日も暮れ、キャンプ場へ。入も少ない。盆も過ぎるとこんな所へ来るのはライダーばっかやな。
山水という旅館で風呂。落ち着いた感じの良さそうな宿。いつかは泊まりたいもんだ。
今夜は函館で仕入れたイカ飯。結好イケるよ!

雨・雨・雨

日付:1995/ 8/24 天候:大雨




管理人につかまる前に出発。
同時に降り出す。あちゃ〜。
近くのパーキングで雨宿り。
我慢の走行で松前まで。立派な休憩所で雨宿り。
暇つぶしに松前藩跡を見物。時代劇のセットや。
またまた、我慢の走行で一気に函館まで。キャンプやってられんから駅で宿を探す。民宿「あさいち」に決定。簡単じゃん。駅のまん前だし。
宿に入ってシャワー。雨を洗い流す。


雨が上がったので出かける。
レンガ倉庫街を歩く。これぞ観光地!
夜景を見るぞと函館山に登る。霧で何も見えない。しばらく待つ。10分ほどで見え始めた。ついてる。満足して山を降りる。
タ食は繁華街をうろつきとんかつ屋へ入る。
民宿に帰りテレビを見ながら一休み。久しぶりの深夜テレビ。しょーもな。

太平洋と日本海

日付:1995/ 8/23 天候:晴



走りだすといきなり降り出した。寿都へ向かう。
弁慶岬で休憩。雷電国道をのんびり流す。

賀老の滝見物。
70メートルの高さに圧倒される。
ドラゴンウォーターなる湧き出る炭酸水を飲む。
瀬棚の三本杉海水浴場で昼飯。海水浴客もちらほら。道東、道北では見かけなかったな。
今金国道で再び長万部へ。峠では雨。海沿いは降ってないが空気が生暖かい。
八雲から北檜山へ。峠を越えると青空。檜山国道を南下する。
江差でかもめ島に渡るつもりがバイクで渡れないことが判明。
キャンプ場を探して北に戻る。五厘沢温泉でひとっ風呂。体育館みたいなとこやな。
熊石の青少年旅行村まで戻る。受け付けは終ってる。看板を見た所、1000円も採られるらしい。朝6時には管理人が廻るとある。なんちゅうキャンプ場や。
どっかの団体がうるさい。エエ加減にせえ。
明日は朝が早いぞ。さっさと寝よ。

長万部

日付:1995/ 8/22 天候:晴




雷電キャンプ場の背後にそびえる山の裏から朝日が射す。エエ天気になりそうや。
尻別川沿いに蘭越に。裏道で豊浦へ。一部、工事区間あり。しんどい。37号で長万部へ。
長万部温泉を求めて銭湯へ。定休日だが、うろうろしてると入れてくれた。ここで洗濯機発見。ラッキー!喜び勇んで汚れ物を洗濯機に放り込む。・・・しまった、全部洗うてもうた。ノーパンでジーンズをはく。気持ち悪い〜。
長万部公園へ。奇麗な公園。無料かな?テントをはり、洗濯物を干す。腹減った。



長万部の名物といえば蟹飯。
駅前のエラそうな「かなや」という店に入る。
店員の感じ悪い。どうせ、俺は浮浪者や。
飯もまずい。がっかり。
ニ股ラジウム温泉は珍しい温泉。やたら効能ありそう。道理で爺婆ばかり。
キャンプ場はバイクが増えてきた。テントの前にドカシー敷いてパンツ一枚で昼寝。
朝、仕入れた茄子で焼きナスを作る。しまった、かつお節が切れてる。まっエエか。ショウガと醤油で十分。結構、美味い。